齊藤 想の【サイトーマガジン】2026.02

何事も準備が大切です。
齊藤 想 2026.02.05
誰でも

【第220回のメュー】

◆こんな公募に挑戦しました・第20回ちよだ文学賞

◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第51回)※選外佳作

◆プラスのショートショート1~3

◆公募情報数点

【◆こんな公募に挑戦しました・第20回ちよだ文学賞】

ちよだ文学賞は、東京都千代田区が主催する地方文学賞です。

地方文学賞には出身地・勤務地等の縛りがあることが多いですが、ちよだ文学賞はだれでも応募できます。

第20回が最後なので、思い切って応募してみることにました。

過去受賞作を読んで研究しようかと思ったのですが、地元図書館には置いていませんでした。かといって購入して取り寄せるのもなあと思ったので、今回はノーヒントで自分が書きたいと思った作品で応募しています。

過去受賞作のタイトルからは文学系かなあと感じます。

自分は転勤が多く、千代田区で勤務していたこともあります。

千代田区の図書館になら「ちよだ文学賞受賞作品集」が置いてあるので、そのときに読んでおけばと反省です。

何事も準備が大事ですね。

【◆リアルタイム企画 小説でもどうぞ!に挑戦中(51回)】

今月のテーマは「寄生」でした。ありがたいことに選外佳作をいただきました。

『サナと過ごした十年間』(ChatGPT_85点 選外佳作) ※作品はタイトルをクリック!

本作は擬人法の応用です。

主人公は大きな昆虫に魅せられ、育てます。その昆虫を「サナ」と名付けて可愛がります。

しかし彼に体力的な限界がきて、「サナ」を手放すことになる。

その「サナ」とは「サナダムシ」でした、というのがオチです。

本作ではミスリーディングのうまい仕掛けが思いつかず、和名の「寸白」を使用することにしました。マイナーなので、「寸白」と聞いて、「サナダムシ」には結びつかないだろうと。

この手法はミステリなどでときおり見られます。手法としては「聞き間違い」の上位互換でしょうか。

頻繁に使える技法ではありませんが、ひとつのアイデアとして、知っておくと良いかもしれません。

【プラスのショートショートその1】

第51回小説でもどうぞ「寄生」に応募した作品その2です。

『男女平等妊娠法』(ChatGPT_90点) ※作品はタイトルをクリック!

SF+皮肉という作品です。

多様性がアピールされる時代になりました。本人の能力関係なしに、多様性が出世のキーワードになるケースも散見されます。

そこで、出世のために多様性に邁進する会社人間を最後のオチにしてみました。

このあたり、あまりどぎつくすると政治的と見られるのでやんわりとしたつもりですが、ふりかえると「課長が嫌々ながら出世のため多様性を推進している」ということを匂わせるシーンにした方がよかったかもしれません。失敗です。

人間は肛門から出産することはできませんが、ちなみにニワトリは肛門(正確には総排出腔)から卵を産みます。

こうした役に立たない知識が、発想の元だったりして。

【プラスのショートショートその2】

第51回小説でもどうぞ「寄生」に応募した作品その2です。

『スーパーヒーローの種』(ChatGPT_78点) ※作品はタイトルをクリック!

テーマ「寄生」だと寄生虫が殺到しそうだなあと思いつつ、書いてしまった作品です。

「寄生」は悪いイメージなので、その逆に良いイメージと組み合わせることを考えました。

その結果が「スーパーヒーロ-」との組み合わせです。

寄生虫で苦しむスーパーヒーローというのはストレートすぎるので、「スーパーヒーローは人間に寄生しているだけ」というマイナスイメージをかぶせることにしました。

プラスをマイナスに、マイナスはプラスに、のパターンです。

白を黒にしたり、黒を白にしたり忙しいですが、アイデアもある程度はパターン化するのが大事ではないかと思っています。

【プラスのショートショートその3】

第15回W選考委員版小説でもどうぞ「勘違い」に応募した作品です。

『裏窓と日本食』(ChatGPT_92点) ※作品はタイトルをクリック!

テーマが「勘違い」なので、ストレートに勘違いする話にしましたが、少しスパイスを利かせて「バカみたいな詐欺に騙された」話にしてみました。

オチとしてはインフレーション系が考えられますが、本作ではそもそも人違い、つまり前提条件をひっくりかえす系統にしています。

萩原と荻原は有名ですが、もうひとつがちょっと思い浮かばずに難航しました。

こういうときのために、絶えずネタを貯えておく必要があるのですが。

【◆公募情報】

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