齊藤 想の【サイトーマガジン】2026.07
【第225回のメュー】
◆こんな公募に挑戦しました・第13回星新一賞
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第56回)
◆プラスのショートショート1~4
◆公募情報数点
【◆こんな公募に挑戦しました・第13回星新一賞】
理系文学を提唱していますが、基本的には現代SFの賞です。
自分が応募した作品は、ノベルアップで公開しました。系統としてはバカSFです。
『炊飯器が世界を征服した理由』※作品はタイトルをクリック!
星新一賞は基本的に現代SFが採用されるので、傾向と対策からすると真逆ですが、バカSFもごくまれに採用されることがあります。
とはいえ、受賞を狙うのならば「売れ線」を突くべきでしょうね。
傾向と対策を立てるとき、まずは過去の受賞作を読み進めます。ですが、受賞作を理解できない(=自分の作風と合わない)ときは、ちょっとしんどいです。
この場合はけっこう諦めて、趣味的な作品ばかり応募することにしています。
参加賞みたいなものですが、まぐれ当たりもたまにはあるので。
第13回の受賞作で、これは凄いと思ったのが
ジュニア部門 グランプリ 飯島敬大『虫は歌う、ぼくらとともに』 です。
一般部門も含めて、歴代でもトップクラスの作品だと自分は評価しています。
短いですし、多くの人に読んでほしい作品だと思います。
【◆リアルタイム企画 小説でもどうぞ!に挑戦中(56回)】
今月のテーマは「模倣」でした。
『辞世の句』(ChatGPT_94点) ※作品はタイトルをクリック!
ちょっとした蘊蓄がベースになっています。
松尾芭蕉の有名な句「松島や ああ松島や 松島や」があります。
当時は俳人間の挨拶として、即興で俳句を送り合うことがあったそうです。この「松島や ああ松島や 松島や」も同じ系統で、後世に残すために推敲した句ではないとのこと。
ただ、あまりにインパクトがあるので、そのまま残ってしまったと。
オチをこの句に繋げるために、逆算してストーリーを構築しています。
辞世の句は短歌なので文字数が違うのが難点ですが、17文字を31文字にしたことで、バカバカしさが増しているかもしれません。
とはいえ、やはり俳句は俳句で勝負すべきでしたね。アイデアに無理がありました。反省です。
【プラスのショートショートその1】
『矯正プログラム』(ChatGPT_96点) ※作品はタイトルをクリック!
第56回小説でもどうぞ「模倣」に応募した作品その2です。
ユーモアSFを目指しましたが、完全にズレました。
最初は映画のパロディーを目指したのですが、映画のそのシーンを知らないひとにとっては意味不明です。
「エイドリアーン」が『ロッキー』のワンシーンであることを知っているひとが、どれだけいるのでしょうか。
この後もパロディを続けてみましたが、詰め込みすぎたせいでキャラが完全に消えています。
これはもう構成の失敗です。
同じような設定で、いつかリベンジするかもしれません。
【プラスのショートショートその2】
『優しい妖怪コンテスト』(ChatGPT_93点) ※作品はタイトルをクリック!
第55回小説でもどうぞ「コンテスト」に応募した作品です。
本作はテーマをストレートに扱うことにしました。「奇妙なコンテスト」というアイデアが殺到しそうな中で、あえて選んだアイデアです。
妖怪というと「怖い」です。この「怖い」をひっくり返して、優しい妖怪を集めてみました。
自宅にかなり前に参考資料として購入した妖怪大百科がありまして、そこから優しい妖怪、気の弱い妖怪をチョイスです。
参考資料が手もとにあると、いろいろと便利です。
【プラスのショートショートその3】
『告白の悲劇』(ChatGPT_92点) ※作品はタイトルをクリック!
第16回W選考委員版・小説でもどうぞ[悲劇]に応募した作品です。
この作品ですが、自分の高校時代の実体験がベースになっていますが、もちろんそのままではありません。経験を加工することで、様々なアイデアが生まれると思っています。
髪型を変えた女子部員が冗談で「かわいい?」と話しかけてきたのを「怖い?」と聞き間違えて、素で「ぜんぜん思わない」と答えてしまい、めっちゃ怒られました。
また社会人になった後ですが、同期女性に和風美人ですね、と褒めるつもりで「おかめさんみたい」と表現したら「失礼な人」とこれまた怒られました。
とにかく、自分はいろいろな意味で、センスが足りないみたいでして……。
【プラスのショートショートその4】
『キャバレーの石像』 ※作品はタイトルをクリック!
2022年超ショートショート用に書いてボツにした作品です。
テーマはスポンサー用に5種類あり、この作品で選んだ「ライオンの像」は三越です。あのデパートの前にある立派な像です。
基本的にスポンサーを立てないといけませんが、「ライオンの像の正体は人間だった」では完全にダメですね。そもそも意味不明です。
いまから思い返すと半村良『石の血脈』に影響されたのかもしれません。
まあ、ボツにするもの、たまには大事ということで。
【◆公募情報】
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