齊藤 想の【サイトーマガジン】2026.03
【第221回のメュー】
◆こんな公募に挑戦しました・第29回伊豆文学賞
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第52回)
◆プラスのショートショート1~4
◆公募情報数点
【◆こんな公募に挑戦しました・第29回伊豆文学賞】
伊豆文学賞は静岡県が主催する地方文学賞です。「伊豆」という名称はついていますが「静岡県」と関連があればOKです。
応募に際して、出身地・勤務地等のしばりはありません。
伊豆文学賞ですが、ネット上では受賞作は公開されていません。読みたければ作品集を取り寄せる必要がありますが、たまたま地元の図書館で借りることができました。
静岡県ではないのに伊豆文学賞の作品集があることに驚きです。検索してみるものです。
過去2年分を読んでみましたが、いまいち傾向がつかめませんでした。
自分の感覚や作風とは違うのだと思います。
そんな状態にも関わらず「掌編部門だからいいか」と応募してしまいました。
第29回は見事に落選しましたが、第30回はさらに作品集を読んで、イメージをふくらまそうと思っています。
賞の傾向に合わせるのは大事なので。
【◆リアルタイム企画 小説でもどうぞ!に挑戦中(52回)】
今月のテーマは「ゲーム」でした。
『未亡弟ゲーム』(ChatGPT_96点)※作品はタイトルをクリック!
絶対に公募には向かないと思いながら書いた作品です。
いままでの経験上、基本的に生々しい戦争物は採用されません。理由はよく分かりませんが、たぶん、いろいろな規制がはいるのでしょう。
それでも書いてしまうのが、自分のスタイルなのですが。
結果を気にしていたら、すぐに心が折れてしまいます。書きたいものを書くのが、長続きするコツだと思います。
本作ですが、いわば皮肉系統の作品です。狂った時代を、ラストの兄の言葉
「全ては戦争が悪いんだ。こんなバカみたいな戦争を起こしたやつらが」
でまとめています。この言葉のために、前半で狂った未亡弟を出すという流れです。
あくまで趣味で書いた作品なので、受賞を目指したい方は真似をしないように(汗)
【プラスのショートショートその1】
第29回伊豆文学賞に応募した作品その1です。
『遠ざかる海』(ChatGPT_94点)※作品はタイトルをクリック!
本作は衝突の原理です。深刻なできごとと、下らないことを組み合わせる。
海が消えるのというのは、漁師にとって深刻なことです。それを、飄々とした親子の姿を通じて、なるようになるという下らないレベルに落とし込んでいます。
入間千畳敷、プレート、熱海温泉、恵比寿島といった伊豆らしい地名やワードを注ぎ込んでいます。
自分としては地方文学賞らしい作品に仕上がったと思っていますが、そもそも伊豆文学賞でSFはありなのか、という根本的な問題があったりして。
ジャンルはちゃんと考えましょう、が反省点ということで(汗)
【プラスのショートショートその2】
第29回伊豆文学賞に応募した作品その2です。
『山中城』(ChatGPT_92点)※作品はタイトルをクリック!
伊豆と言えば後北条だろうと思い、思い切って歴史物に取り組んでみました。
掌編で歴史物は枚数が限られるだけに、かなり厳しいです。1行目の「間宮豊前入道」という名前で主人公と概ねの時代を示し、冒頭の0.5枚で時代背景を説明です。
小説なので歴史的事実と創作が混じっています。矢立ての杉で神事が行われたのは調べましたが、山名城攻防戦の前に行われたかどうかは知りませんし、神事の内容は創作です。
一柳直末の討ち死や、北条氏勝が脱出したのは事実ですが、細かいところは創作です。
実際に書いてみると実感するのですが、歴史物は時代背景の説明に枚数を取られるので掌編には向きません。
まあ、本作はあくまでチャレンジということで。
【プラスのショートショートその3】
第29回伊豆文学賞に応募した作品その3です。
『T氏の思い出』(ChatGPT_85点)※作品はタイトルをクリック!
テーマから逆算して、技巧を凝らしてしみました。
「伊豆文学賞だから伊豆を褒めよう」からスタートして、伊豆とは真逆なダム建設が行われる山奥を物語の舞台としました。
光と影の対比みたいな感覚です。
司馬遼太郎『街道をゆく』に、学生時代にお世話になったお寺を探したら、いまはダムの底だったという話があります。
この話をイメージしながら書きましたが、かなりズレてしまったような(汗)
【◆公募情報】
▼齊藤 想ブログ
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